BSE牛の感染ルート解明ならず..
長崎県は25日、壱岐市で発生した牛海綿状脳症(BSE)の感染牛に関する調査結果について、「感染ルートや感染原因は特定できず、感染源と推定されている肉骨粉を含む飼料の使用はなかった」と発表しました。
感染発覚後、感染牛に与えていた飼料と農場で使用した飼料や肥料について、飼育していた農場が購入した農協のデータを基に販売元や製造・輸入元、原材料などを調査。一部原材料が不明だったり原料に動物性油脂が含まれているものはありましたが、「感染経路に飼料や肥料が関係するかは特定できなかった」と結論付けました。
海外では、一般的にBSE牛の感染源は肉骨粉を含む飼料を与えたことが原因とされています。しかし、国内で確認された計25頭のBSE感染牛で、これまでに餌に肉骨粉を使用したケースはなく、感染源も特定されていません。
感染ルートや感染源の調査は、国が引き続き実施する予定です。なお、人間ではタンパク質の一種であるプリオンが異常化して突然発病するケースもあり、牛にもその可能性が指摘されています。


