長崎県が壱岐市で発生したBSE疑似患畜は県内で3頭と確定
壱岐市で飼育されていた牛が牛海綿状脳症(BSE)感染していた問題で、長崎県は29日、感染の可能性が疑われた別の牛「疑似患畜」について「(これまでに確認された)3頭だけだった」と発表しました。また、疑似患畜の可能性があった残り15頭は「すべて既に処分された可能性が高い」とも発表しました。
長崎県農林部によりますと、BSE感染疑似患畜の可能性があったのは、感染牛が誕生する前後1年以内に壱岐市の同じ農場で育った「同居牛」16頭と、2年以内に感染牛が生んだ子牛2頭で、この中で同居牛1頭、子牛2頭は既に疑似患畜と確認されていました。
その後、15頭の追跡調査をした農水省からの連絡では、9頭は食肉処理などのため処分されたことを確認。このうち8頭は2001年10月のBSE全頭検査開始前に処分され、残る1頭の検査結果は「陰性」だったことが分かっています。他の6頭は最後まで追跡できず、状況から「処分済み」と判断されました。
このほか同部では、同日までの調査で感染牛に投与された薬品18種類が判明しましたが、「BSE感染の恐れがある原料は使用されていなかった」とも発表しています。


